ボードゲームのカルカソンヌと言ったらストイックな二人対戦という印象は大きいです。皆で和気あいあいとパーティーゲームってアプローチもありますが、両立は出来ないという印象が大きいです。
そんな中で、カルカソンヌを一人で遊ぶ公式ルールが公開されました。このルールは協力プレイも可能です。これなら、ストイックにプレイする人も和気あいあいとプレイする人も同時に楽しめると考えます。
追加ルールは簡単
殆どのルールは標準的な対戦と同じです。順番に大きく違う部分から説明していきます。
草原ルールがない
そのとおりです。ソロルールでは草原に寝そべることを忘れて下さい。
ミープルは必ず置かないと置けない
通常ルールでは置きたくなければミープルを置かなくても良いですが、ソロルールでは必ず置くことになっています。もし置けない場合はゲーム終了です。
初期配置
赤、緑、黄色のミープルを5つずつ準備します。スコアボードに赤は1,緑は2,黄色は3と置きます。
タイルは赤は24枚、緑も24枚、黄色は23枚と分けます。ただし、伏せたままですので、分けなくても良さそうですけど。
修道院長(アボット)の黒を、現在のターンの目印とします。
ゲーム開始
赤、緑、黄色の順番でプレイします。繰り返しになりますが、タイルを置いた後に必ずミープルは配置して下さい。
得点
スコアボード上で一番点数が少ないミープルと相乗りしたミープルのみ得点できます。得点の方法は通常ルールと同じです。
ゲーム終了後の得点
一番点数が少ないミープルのタイルの枚数を2倍したものが得点です。最終的には、3つのミープルの中で一番少ない点数がゲーム全体のスコアになります。
感想
正直難しいです。皆で和気あいあいとできる事は事実ですが、目の前の問題が難しいからそのうち真剣になってくると思います。 ただし、協力プレイなのでゲームに疲れるという人は休みながらプレイできます。
対戦ゲームで相手が手を抜かれたら面白くないですが、協力ゲームなら休みたければ休んでほしいっていうだけです。
皆でカルカソンヌをやりたい場合に、競技志向の人だと相手とともに都市を成長させていくと言う部分にストレスを感じると思われます。 なので、このソロルールをおすすめします。