
プラスチックと言えばポリ袋やストロー、弁当の容器やスプーンやフォークが不法投棄(ポイ捨て)され、それが細かく分解されて生物に摂取されると言われています。
報道では「ナノプラスチック」と言われていますが、意味するところはプラスチックの微粒子なわけです。それが人間(ヒト)の血液から検出されたわけです。
プラスチック自体は細かくなれば害が無いという認識は間違えです。現代的なプラスチックには物理的、紫外線、加水分解などの経年劣化から守るための添加剤が含まれています。今回の報道でも紫外線吸収剤やPCBと言った添加剤もヒトから検出されています。
私の見解としては、プラスチックは便利なので廃止は出来ないと考えていますが、使用箇所を限定することと、確実にリサイクルすれば問題は少なくなると考えます。
- 食品のプラ容器や食器は確実に回収する。ポイ捨てしない。
- 過剰な軽量化をせずに、出来るだけ金属部品を使う。
- パフォーマンス重視の軽量化をプラで行う場合は、その回収まで責任を持つ。
これらが守られれば、プラスチックの便利さと環境を両立できるのではないかと考えます。