高価買取」という宣伝文句は大体の人は落胆します。特に服関係では「今を時めくブランド」や「ハイブランド」以外は数百円です。そう、『ルイヴィトン』や『シュプリーム』などは高値で買取されますが、家に眠る着物は全てで100円とかです。
悲しくなりますが、私の近くの年配者が初めてリサイクルショップを利用した洗礼を受けるわけです。着物を買った時は一着10万円位でそれが5着もあれば買った時の金額が50万円、だから一割程度の5万円位になりそうな計算なわけです。でも、それが100円と知った時の落胆は激しすぎます。
分かっていると思いますが、中古品って特別なもの以外は値段が付かないわけです。10年乗った低年式の普通なクルマはほとんど値段は付きません。一応下取りと書かれていますが、実質は次に買うクルマの値引きなわけです。パソコン本体も10年もたてば数百円です。
そう、買取価格は安いのです。その中でパソコンモニターは結構な善戦をしたので報告します。
写真は撮り忘れましたが、今は無きブランドの HYUDAI(ヒュンダイ、ヒョンデ、現代)の X93W というモデルです。小さめのモニタで、DVI端子とRGB端子、オーディオ入力が付いたものです。当然HDMIやディスプレイポートなどついていません。正直ゴミのようなものだと思っていました。
それを地元のハードオフに売ったら、1000円の値段が付きました。これにはびっくりです。こちらとしては処分できれば良いと思っていましたがうれしい値段でした。一方でマザボ、グラボ、SSD、電源、ケーブルなどのPCパーツは500円でした。そこそこいい値段が付いたと思います。
金額としては大したことは無いですが、先ほどの10万の着物が5着で100円よりは良いのではと考えます。 最前線のパソコンとしては活躍できないですが、愛好家の実験パーツとしては活用されていくのかなと感じています。 自宅にPCやモニターが眠っており、通電すれば動く状態であれば是非売ってみて下さい。
ちなみにAmazonでは中古品が1万円以上で売っています。と言う事はこのモニターって隠れた人気があるのだろうかと感じてしまっています。