Rockbikes Rizer に 純正カスタムパーツの Batbar を取り付ける時の罠(シムが必要です)

 


Rockbikes Rizer のロウカラーは公式では売り切れていますが、奇跡的に残っていた在庫を買うことが出来ました。実は私は以前からロウカラーのシングルスピードが欲しかったのですが、色々と挫折しています。経緯としては

  1. Focal44のシングルスピードは全世界で数百台の争奪戦で入手不可
  2. AboveBikeのスチールエラはカッコいいがフレーム販売のため自転車としては非常に高価(30万円程度)。又、ロードバイクと兼用フレームなのでエンド幅が微妙。
  3. ロングエッヂもフレーム販売のため、完成車価格が高くなる

こんな感じであきらめていました。また、適当なシングルスピードを買って塗装剥離も考えましたが、廃液処理や塗装技術の未熟さなどで止めておきました。

こんな経緯で、奇跡的に残っていた Rockbikes Rizerを見つけて速攻で買ってしまいました。


ノーマルではSixthのハンドルが付いています。これも非常にカッコいいのですが、鉄の素材感に惚れた私は満足しません。 ここで、以前に別の自転車のために買っていた『バットバー』を取り付けました。

実はバットバーは以前に乗っていたミニベロに取り付けていましたが、自転車を楽しむようになって物足りなさを感じていました。 パーツの摩耗が激しいのと、強く踏み込むことを躊躇してしまう車体の弱さがストレスになっていました。自転車自体は非常に良いのですが、私の自転車に対する方向性が変わってしまったため売却しました。

その自転車から取り外したバットバーを今回のロックバイクス・ライザーに取り付けました。

実はバットバーは大阪のピストショップの『マスターピスト』(Mastar Pista)が企画したハンドルバーで「ブルックリンマシンワークス」の自転車に合うものとして作られました。

ただ、そのブルックリンの自転車の製造が終わり、それに代わる自転車をそのショップが企画しました。それが今回買ったRizerです。そう、BatbarはRizerの純正カスタムパーツと言えるわけです。

私としては当然ボルトオンで取りつくと思っていましたが、ここに罠がありました。実はBatbarはクランプ径が細いのでそのまま取り付けられません。心の中ではどうして?と思いましたけど。

ここでググったら、公式で「シム」と呼ばれる部品が必要と案内がありました。ハンドルを固定するステムとバットバーの間に入れる金具です。上記の写真のような単純なものです。

これを使えば問題なく取り付けることが出来ます。



これで私のRizerも全てロウフィニッシュになりかっこよくなりました。この写真で後ろに見えるGiosのシングルスピードを普段のトレーニングに使っていますが、古い時代のフレームなのでタイヤは細く、スタイルはロードと変わりません。当然、ダートや悪路を走ることも出来ないし、ビンディングペダルにしているのでショッピングとか実用には向きません。(関係ないですが、これで走るときは、サイクルウェアとヘルメットです。知らない人が見たら古いクロモリロードを乗っているとしか見えません。興味がある人はディレイラーが無いのでシングルだと気が付くかもしれませんが)

このため、買い物や遊びに行くときはRizerで行くようにしています。ライザーハンドルでまったりと乗るのも良いですし、少し速めでダートを走るのも面白いです。Giosでは神経を使う歩道もRizerなら気兼ねなく走れます。タイヤの空気圧も低くしていますのでクッション性も高いです。

ギアはRizerもGiosも固定ギアにしています。世間からは危険と言われ、自転車店からは取り付けを拒否される傾向にある固定ギアなので、自分で工具を買って取り付けました。

固定ギアは慣れていないと足を休めた時に不意打ちを食らうという問題がありますが、これも慣れの問題です。ゆっくりと安全に走行して体を慣らせばそのうち悪い癖もなくなると考えます。あと、この危険と言う行為は自転車すべてに言えることだと思います。そもそも走っていないと自立できない自転車はその時点で危険です。そして、足を半固定するビンディングペダルも危険だと言われます。そして固定ギアもです。この反論としては、そもそも自転車には危険性があり全てが五十歩百歩な状態である事です。自転車に乗る危険が50だとしたら、ビンディングシューズが10,固定ギアが20みたいな感じです。そう、ゼロではないのです。

最後に、自転車の生活は全てが自己責任だと考えます。問題が起こった場合は他人の責任にせずに、自分自身で何とかする心が必要です。乗り越えるのも諦めるのも全て自分自身だと考えます。だから、今回のシムの問題も些細なこととして自分自身で問題を解決しました。こんなことでメーカーや店に文句を言っていたら面白い物が企画されなくなると考えます。

100%安全を求めるというが、人って変化を求めるのが現実です。妥協しましょう、決心しましょう。

灵感古力古力古力 灵感菇 灵感菇

 「りんがんぐりぐり」と歌っているネコのが有名な動画で流れている音楽は 「灵感古力古力古力 灵感菇 灵感菇」という曲名らしいです。