打楽器は非常に耳に負担のかかる楽器です。音量をあまり出していなくても、打撃音は非常にシャープな立ち上がりです。実はオーディオで爆音で聞くより耳に対しては悪影響があります。
その理由は、人間の耳の保護機能にあります。耳には大きな音を和らげる仕組みがあります。リミッターとかゲートのようなもので、爆音を検知するとゆっくりと動作します。このゆっくりとした動作が打楽器のシャープな立ち上がりには対応できません。
だから、ドラムとかパーカッションなどの打楽器を練習する場合は耳栓が必要です。ただ、注意点としては、ある程度音の出し方が分かってから耳栓をすることをお勧めします。とりあえず、満足できる音の鳴らし方を覚えてから耳栓を使ってください。
手軽さも重要です。耳栓の脱着が面倒であれば普段使いが出来なくなります。だから、簡単に装着できるものをお勧めします。私は
これを使っています(クリックするとAmazonの商品サイトが開きます)。正直、防音と言う意味では弱いですが、打楽器の立ち上がりは確実に防御できます。
睡眠用の潰して入れるものや、工事作業用のプラグ型は装着や脱着が面倒です。だから、お勧めしません。 楽器演奏用の本格的なものもありますが、ちょっと高価です。