国民年金基金連合会 が誤った文書を送付 個人型年金の記録について #個人型年金の記録について #誤送付


以前のエントリで国民基金連合会から「個人型年金の記録について」手紙が届き、iDeCo申請時と現在とで年金の状態が異なるため、拠出金の引落を一時停止をするという事を説明しました。

詳細は以前のエントリを見ていただきたいのですが、iDeCo加入時も現在も「厚生年金」に加入しており何も変化は無いが、今回の案内が来ていたとのことです。

状態としては、私のデータを「年金事務所」が検索すると「厚生年金加入中」とされるが「国民年金基金連合会」が検索すると「厚生年金喪失」となるということです。

私としては非常に深い問題になると感じていましたが、本日金融機関経由で国民年金基金連合会から「誤った処理であった」と連絡が来ました。

拠出金の一時停止は解除し、今回拠出できなかった物は4月に拠出されるとのことです。

問題は解決したようで安心していますが、怖いところでもあります。

組織間でのデータリンクの不整合

実際に同じデータか、何らかの方法で同期したデータかは不明ですが、ユーザから見たら一つの年金情報だと考えます。それが、年金事務所と国民年金基金連合会との間で解釈が異なっていたわけです。これは非常に怖いです。

今後、組織の分割や統廃合、一部の民営化でよりデータリンクは複雑になることが予想されます。そうなると今回の問題はより複雑になると考えます。

当事者?

今回の問題の当事者は誰でしょうか? 私が問い合わせた話ですと国民年金基金連合会は年金事務所のデータが不整合を起こしている(「本体異常」という用語があるとしている)としていました。年金事務所は「厚生年金を継続している」から問題がないということでした。

当たり前ですが、お互いは「正しい仕事」をしているわけです。どこかでロジックが不整合を発生しているという事実はありますが、それぞれの担当者レベルでは「正しい」わけです。

といっても、私のようなエンドユーザが問題を報告する窓口は無いのも事実です。

多人数の訴え

当初は国民基金連合会は問題は無いとしていました。しかし、二週間後には「問題ある」としています。これは、私個人が訴えたというわけではなく、各方面からの問い合わせが多く来たことだと考えます。

だから、解決策は「理屈」ではなく「群衆心理」による方法だと考えます。

技術的な考察

多分と言うか絶対にSQL文書き方(クエリ)が変だったと考えます。実は私は厚生年金を三週間くらい重複して加入している時期がありました。予想されるデータとしてはこんな感じです。

データ1 会社A 03 05
データ2 会社B 05 null
データ3 会社Z 07 07

こんな感じで収納されていると考えます。フィールドの並びは データID、会社名、資格開始年、資格喪失年 とします。

このデータですと、私は 会社Bに05年から現在まで入っていることになっていると解釈できます。 その間で 会社Zに07年に入りすぐに辞めたということです。

これを、一番最後のレコードだけを検索し、その失効年フィールドに数字が入っていれば厚生年金が失効しているというロジックであったら大きな問題であると考えます。

これは単に私の考察に過ぎませんが、開始終了を持つレコードの解釈でのミスは非常に多いので考えられます。

具体的な対応

今回の問題に関しては、以下の問い合わせを行い記録をつけておくことです。

  • 年金事務所に現在の状態を問い合わせる。住所氏名、年金番号の重複など全て
  • 金融機関に問題報告と問い合わせ。年金事務所の内容も添えて
  • 国民年金基金連合会に問題報告と問い合わせ

ここまで記録を作っておけば問題が解決された上で私のように金融機関から連絡が来ると考えます。

職歴が複雑で、退職手続きが不安定な状態で別の会社に転職するなどすると、私の年金データのように入り組んだ物になって問題が発生しやすいと考えます。

そういう人は今回の問題には注意して下さい。

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 「りんがんぐりぐり」と歌っているネコのが有名な動画で流れている音楽は 「灵感古力古力古力 灵感菇 灵感菇」という曲名らしいです。