カナダの『バイオリンリサーチ』という企業は樹脂製の漁網が環境負荷を防止するための藁を使った漁網を開発しています。
樹脂製の漁網は完全には分解されずに「マイクロプラスチック」と言われる細かい破片になります。それが魚などの生物に入ると問題になります。原因は大きく2つあり、一つは物理的なものとして生物を損傷するというもの、2つ目はプラスチックを強化するために混入された化学物質が生物に悪影響を与えるというものです。
今まで、マイクロプラスチックと言うと、レジ袋や空き容器、洗顔のスクラブ剤などが原因とされていました。そのため、樹脂製の漁網も影響を与えていると言うのは新しい発見です。
もし、漁網が藁になれば分解されるのでマイクロプラスチック程の環境負荷は無いと考えます。 とりあえず、『バイオリンリサーチ』は注目の企業かもしれません。
ちなみに BiolinですViolinでは無いので注意です。