今の時代、40代の普通な人材は企業は必要としていないということがわかりました。リーダーシップや技術、特殊技能などを身に付けた人材であれば問題ありませんが、普通なミドル世代は早期退職などリストラの対象になっています。
まあ、分かっていたことですが、普通な人材で良いのであれば賃金が安く良く働く若者を採用して、ミドル世代など止めさせたほうが良いわけです。さらに、かつてはオートメーション、今ではAIとかITと言われる新技術により、誰でも出来る仕事は機械に置き換えられています。
事務職では9割くらいの仕事が不要になるのではと、有名な経営者がネットで言っている程です。余談ですが、コロナ禍におけるリモートワークでそれが明るみに出ました。別に仕事をしてなくても会社の仕事が回っていたのです。
確かに、昔に地元商社で電気部品を買ったことがありますが、そのときも窓口で型番を言って、それを裏方の社員が書類にして上司らしい人に渡して、また担当者が倉庫から部品を持ってくるという流れでした。会社が要した人材は3人です。 しかし、Amazonなどの倉庫システムで管理されていれば、私が型番を入力するだけであとはルーチンワークとして処理され発送されます。
そう、その地元電気部品商社の3人は不要なわけです。もちろん、私の部品に携わった人はAmazonの方が多いはずです。でも、その方々は私のような依頼を500件くらいこなしているのではと考えます。
残念ながらいろいろな業種で要らない人が多くなっています。だから、仕事を止めたとしても同じような職は見つかりません。そりゃ、他の会社も要らないわけですから。
対処方法は固定費など生活費を減らすしか無い
残念ながら、30年前のモデルで考えた生活様式は捨てるしかありません。住宅については売却してローンの返済に当てることを考えて下さい。それが出来なければ、特殊技術や技能を持った働ける人に貸す方法も考えられます。
自動車は小さいものに変えたり、台数を減らすことをおすすめします。住宅に次にお金が掛かるものですので。あとは、原付二種の免許を取得することをおすすめします。 原付二種なら他のクルマと同じような速度で走ることが出来るので移動手段としては十分です。もちろん維持費も安いです。 空いた駐車場も近場の金持ちの人に貸しても良いです。
新聞、雑誌の定期購読は全てやめて下さい。別に新鮮な情報でなくても流れに送れないように少し古い情報で十分です。新聞は月に数回コンビニで買い、雑誌は二ヶ月遅れの物を年に数回メルカリなどの個人売買で買えば安上がりです。
スマホの契約も安いもののして下さい。私は『楽天モバイル』なので月々1000円程度です。仮にテザリングしてネット接続しても3000円程度です。家の光回線も不要です。
一人での昼食は、牛丼チェーンやファストフードを考えて下さい。300~400円で食べられます。 正直、一日1000円のランチは贅沢です。 毎日は止めて下さい。
テレビが趣味というのもお金がかからないのでオススメです。世間ではテレビは悪いと言われていますが、それはテレビを行動指針にしてしまうことです。 子供の時に言われた「テレビの見過ぎ」というのは「見過ぎ」ではなく「感化されすぎ」という意味です。 もう、大人なのでテレビをテレビとして、娯楽として楽しめると考えます。スイーツ特集、お店特集、アトラクションなどもテレビで観るだけならお金はかかりません。
自動販売機で飲み物を買うのも金がかかります。水筒に水やお茶を入れて出先で飲めば安上がりです。これは私もやっていますがオススメです。
楽器演奏、絵を描く、英会話などもお金がかかりません。楽器ならギターとかリサイクルショップで安く売っています。周りに声をかければ押し入れに入っているかもしれません。絵を書くのも新品で道具を揃えても千円程度です。英会話も子供の教科書とCDでも借りて勉強して下さい。これなら追加費用はかかりません。
リストラされたら金を使わない
欲しいと思ったものをネットでポチる、毎週スナックで飲む、晩酌で毎日千円程度、週末は外食でランチやディナーは絶対に無理です。 だから、早期退職をする前にその癖は止めるようにして下さい。
早期退職を迫られるのは負け組ですが、ほとんどの人がその負け組です。今から、人の上に立つリーダーシップや機械を使うためのエンジニアリングスキルを身につけるのは無理です。だから、大多数の負け組になる備えをしておくのが良いと考えます。 もちろん、その備えは「節約」です。