110話と長いシリーズなので色々と現実と比較できるシーンが多い『銀河英雄伝説』です。まだ観たことがない人は面白いのでどうぞ。最近では何らかのサブスク契約に入っていれば「ついでに」観られるコンテンツでもあります。Amazonプライムでも見ることができましたが、突然終了したり、復活したりと不安定です。気に入っているからDVDセットを買いたいのですが、高いので先立つ物がという感じです。
今日は、よく詭弁家が使う「必要条件を否定して十分条件だと訂正すること」です。具体的にはこうです
「今回のプロジェクトは成功しましたね」と言った返しとして「間違っています。成功ではありません、大成功です」といった形です。
まあ、成功を十分条件とすると大成功は必要条件となるわけだから、普通は間違っている訳では無いのですが。
この話が銀河英雄伝説の12話であります。ここで出てくるキャラは『アンドリュー・フォーク』です。士官学校を首席で卒業したが、あまり実績がすぐれない彼が挽回のために私的ルートを利用して自分の作戦案を通します。
まあ、この作戦案は臨機応変と言う名の行き当たりばったり作戦だったりします。当然、こんな作戦だから会議でダメだしされるのですが根回しが強く却下されることもありません。
会議の最後に、「この作戦は今が攻勢ですか?」と質問された返しとして「攻勢ではありません、大攻勢です」と続けます。
非常に馬鹿っぽいのですが、こういうことは私達の生活でもよくあると思います。大口の人のひどい提案が突っ込まれても詭弁に近い返しでかわされることです。
アニメでは結局、この作戦は失敗に終わり、提案したフォーク氏は精神的な持病で倒れてしまいます。 その後は優秀な人達で尻拭いをされます。
本来であればフォーク氏のような絵に描いた餅を提案する人は排除されるべきです。でも根回しやコネ、地位が高い、詭弁が上手い、弁舌家の意見は通りやすいです。 そして、失敗しても文句を言われるのは現場の人たちです。 気をつけることはできませんが、こんなことがあったらこのエピソードを思い出して下さい。