ホームセンターのDIYコーナーに置いてある『ダイソー』のスチールラックは家庭用品コーナーに置いてあるものと比べて非常に安いです。また、幅180センチ(1800ミリ)という幅広のスパンの棚は家庭用品としては売っていません。
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競技ミニマリストじゃないのでものは多めです |
ただ、買ったあとで詳細を知りたい場合、ネット検索をしても非常に難しいです。ちなみに私はググることも失敗し、グーグル画像検索でもヒットさせることは出来ませんでした。
また、私が買ったホームセンターの通販サイトの写真をじっくり見ても同じ商品を確認することは出来ませんでした。
だったら、どうしてこの記事が書けるのか? と突っ込まれそうだが、実は買ったホームセンターに型番を調べに行ったということです。
正確なシリーズ名は 『ダイソー CLラック』(100kgタイプ)で、幅の違いで 『CL-1』『CL-2』『CL-3』『CL-4』とあります。色はどう見てもクリーム色やアイボリーなのだが、メーカーは『テクノホワイト』と言っています。カッコいいです。
パーツ販売なし
ただ、残念なのはパーツ個別を販売していないということです。ネジや特殊パーツ、ゴム足やキャスターなど別売りしていても良さそうですが、有りませんでした。
残念ながら、ゴム足を修復したいという場合や、後からキャスター式にしたいという場合も対応できません。
ということで、組み立てて余った部品は今後のために保管しておくことをおすすめします。
ネジは強く締める
通販サイトのレビューを見ると
「剛性がなく、まともに自立しない」
という酷評がありますが、単に組み立てミスです。ネジが強くしまっていない事が剛性不足の原因です。 と言っても完全にユーザーの責任にするのも悪いと思います。
理由は、付属している工具では強く締め付けられない!ということです。
私はKTCの10mmコンビネーションレンチを使いしっかりと締めました。と言っても、電動工具などのパワーツールを使うと無理やり締め込んでパーツを壊してしまう可能性が有るので避けてください。
あと、パーツを壊してしまった場合は別売りが無いので慎重に取り扱ってください。できるだけ手締めして、最後だけ工具を使うという方法が堅いです。
組み立てには高さ✕幅の床が必要
家庭用品として売っている棚の優秀なところは、立てた状態で組み立てられるところです。そう、奥行きと幅だけの床面積があれば組みたれられます。『ルミナス』や『エレクタ』と言った家庭用ラックは、立てた状態での組み立てが可能です。
しかし、CLラックは寝かせた状態での組み立てしか出来ません。
まずは、寝かした状態で組み立てます。ネジは手で軽く締める程度にしてください。
そして、慎重に立てます。ただ、ネジが締まっていないのでまともに自立しないので手で支えてください。まあ、助けてくれる人を確保するのが無難です。
立てた状態で上からネジを締めていきます。慎重に対角線のネジを締めていくことをおすすめします。
全てのネジを締めて、立体物としての剛性をチェックしてください。正しく組み上がっていれば部屋の中央でも全く問題なく使える強度はありますのでそれを基準にしてください。
最大の欠点は棚の変更が出来ない点
エレクタやルミナスは使っている途中で店の位置を移動できます。高い本に合わせる。折りたたみ自転車が小さくなったから棚を下げたいなどの臨機対応がそれらなら可能です。
しかし、CLラックは出来ません。なので完全にバラして、再び希望の棚の位置で組み立てる必要があります。正直面倒です。
という私も一年くらい調整せずに使っていましたが、昨日決心して再組み立てしました。うーん、面倒。
その中で一番面倒なのは、分解するために床に高さと幅の面積を確保するというところです。だから、棚の中のものを全て棚を使わずに綺麗に部屋に積み上げる必要があります。また、他の机や椅子などの家具は作業スペースの確保のために部屋の外に出す必要があります。
これが、「最大の欠点」と言えます。
これら、欠点を考えても安い棚が欲しいという人は是非『ダイソー スチールラック CLシリーズ』を考えてみてください。
余談だが、『ダイソー』で検索すると当然、100円ショップの大創産業が検索されます。そして、紛らわしいことにそちらのダイソーでもスチールラックの取り扱いがあるので検索時は間違えないでください。ちなみにググるときは ダイソーネクスト ダイソーネキスト Daiso-Next とするとヒット率が上がります。