【生命保険】本当に必要なのだろうか?

 生命保険は不要! 有名人や節約術を書いている本などでよく言われています。日本では国民健康保険で医療は手厚く保証されているから不要というのが根拠です。その理屈での説明は多いのでここでは私が感じた生命保険についての書きます。

伊藤若冲_紫陽花双鶏図(18世紀 江戸時代)

加入した理由は皆入っているから

生命保険のセールスとのエンカウントは会社です。大体の会社ではいろいろな商品の営業が昼休みに訪問します。ヤクルトや弁当の販売業者が多いですが、次に目立つのが生命保険です。

そこでターゲットになるのは悪い言い方だと「ケツの青い」若者です。世間に対して無菌状態であるから非常に営業がしやすいです。でも、先輩もいるから守ってくれるだろ? いや、その先輩たちも過去に同じ方法で生命保険に入っているから、守ってくれるわけないです。

そんな形で私も生命保険に加入しました。

貯金が良い

生命保険の掛け金は月額15000円程度。加入すると、ガンなど治療費が高い病気の保証、入院費から死亡したときの一時金などを受けることが出来ます。ただ、それらは可能性があるというだけで絶対に発生するというわけでは有りません。それに加え、日本って一ヶ月あたり10万円以上の医療費は控除されます。だから、万が一の場合は月額10万円程度の治療費を払える能力さえあれば良いわけです。

ちなみに私の場合は20年間の間で、高額な医療を受けた事は有りません。仮に20年間で一回大きな病気をしたとすると、その月ではらう金額は10万です。それ以上は保証されます。仮に保険に入らずに20年間掛け金を貯金した場合

15000☓12☓20 = 360万円

うーん、余裕で貯金で医療費をはらうことが出来ます。しかも、そのお金の一部をリスクの低い投資に回せばより多くの資金を作り出せます。同じ金額を年利3%で運用した場合は

4,924,530円

です。金融庁のサイトで計算できてしまいます。だから、生命保険よりリスクの低い金融商品への積立がお得です。

私は最近解約した

私は20年間、生命保険に入っていましたが今にして契約を止めました。掛け金18000円を20年間。うーん、痛い。もっと先に知っておけばよかったです。

なぜ、皆さん生命保険に?

私の若い時と同じです。親も先輩も上司も全て若いときに「生命保険は必要」と洗脳されているからです。そして、その洗脳を次の世代に引き継いて行きます。ただ、それだけです。

さらに、みんな持っているから持たないといけないという考えで保険以外の物を買ってしまいます。

  • 自動車
  • テレビ
  • 電話、スマホ、パソコン、インターネット契約
  • 新聞
  • レジャー

どうですか? ほしいと言うよりみんなが持っているからって理由で所有していないでしょうか? であれば止めてみましょう。通勤に自動車を使っていなければ要らないし、必要な場合でも安い軽自動車で十分じゃないでしょうか?

テレビも好きな番組が特にあるわけじゃなければ止めても良いです。家からなくせばNHKの契約も不要で節約できます。

電話も格安SIMで安い維持費で運用できます。インターネットもちょっとした買い物であれば格安SIMの通信量で出来るし、連絡程度のメッセージや電話も出来ます。

本当に必要なものと大好きなものだけ手にし、それ以外には手を出さなければお金はたまります。

住宅はどうする

状況に合わせて賃貸契約して下さい。

  • 若いときは勤務先から近い場所に家を借りる
  • 結婚したら家族が暮らせる家を借りる。ここでスケールアップ。
  • 子供が独立したら二人で暮らせる場所にする。スケールダウンする。
  • リタイアしたら生活費が安い場所に引っ越す。

こんなプランが良いです。最も大きい固定費は住宅なので、状況に合わせてスケールアップやダウンをすれば節約できるので、万が一の生命保険に頼る必要も有りません。

マイホームを買う場合は、できるだけコンパクトで維持費がかからない物件を選ぶと良いです。

生命保険を含めて、人って何のためにお金を稼いでいるのかわからないです。なので、生活を豊かにするためには

この支出って本当に必要か?

を常に考えて下さい。

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 「りんがんぐりぐり」と歌っているネコのが有名な動画で流れている音楽は 「灵感古力古力古力 灵感菇 灵感菇」という曲名らしいです。