タイトルのアメイジングスパイダーマンの下りを読んでどう思うでしょうか? 願望としては「バカバカしい戯言だ」とツッコんでほしい。
しかし、意外にそんな戯言が世間には溢れているのでそれを紹介します。
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ジャイアントパンダってそんなに大したこと無い
あっ、ジャイアントパンダって別に大きいとか、偉大という意味ではなく単にあのパンダを定義しているだけ。「あのパンダ」とは、「パンダと言えば上野動物園」という方の動物。
熊ぐらいの大きさで白黒のやつ。
このパンダの話は悩ましく。もともと、「パンダ」と呼ばれる別の動物がいたが、ジャイアントパンダのほうが有名になりそちらがパンダなった。もともと、パンダと呼ばれていた方は「レッサーパンダ」って呼ばれている。ちなみにレッサーとは劣等とかって意味だから不名誉だろと感じる。
だから、ジャイアントパンダはパンダと呼ばれるようになったため、あえてジャイアントパンダと正式名称で呼ぶと、何が「ジャイアント」何だ? とか、「えっ、パンダとは違う特別なパンダなの」っておかしな方向での議論が展開されるって訳。
自動車メーカーの「ホンダ」は誰でも知っているが、「本田技研」って言うとナニソレになるのと同じ。「ココ・シャネル」も同様。シャネルと何が違うのって話になる。
最初の『アメイジング・スパイダーマン』はそもそもの正式名称。日本ではそれを単に「スパイダーマン」と言う名称で紹介されたため、最近では正式名称で言われると唐突感があるということ。
今、『アメイジング・スパイダーマン』って言う人は映画、コミック、グラフィックノベルのファンが多く、普通な客層は単に「スパイダーマン」で通じている。 まあ、これに関しては昔の邦題の付け方に問題があるので配給会社や出版社の担当者の責任だが。