グリーン・アンド・クリーン

 『グリーン・アンド・クリーン』って言葉がスティーブン・コヴィーの有名な本『7つの習慣』で登場します(7つの習慣 P237)。

本の中で子供に芝生の手入れを教えるのにこの言葉を使っています。グリーンは芝が健康に育っているということです。説明するのも野暮だが、健康に育っている芝生は美しい緑ということです。余談だが、日本語ではどうしてこういう状態を「青々と…」というのだろうか? そうすると「ブルー・アンド・クリーン」って綺麗だがものすごく殺伐な庭を想像してしまうけど。

話し戻して、クリーンとは清潔という意味です。ゴミが落ちていないということです。 だから、芝生がグリーン・アンド・クリーンとは、「青々とした健康な芝とゴミ1つ落ちていない庭」のような意味です。

この、グリーン・アンド・クリーンは一般的に使われる慣用句のような言葉なのかと思いググって見たが、出てくるのは「どこかの清掃業者」と「7つの習慣に言及したブログ」程度です。

ドラムヘッドを作っている『レモ社』(REMO)の教育向け楽器シリーズで『グリーン・アンド・クリーン』って物も検索でヒットしたがその程度です。

他には漢字変換で「グリーンランドクリーン」と修正される事が多いです。まあ、おせっかいなんだが世間的には認知されていない言葉みたいです。

私は「グリーン・アンド・クリーン」って言葉が大好きです。まず、この言葉に対して全く悪い印象がありません。 グリーン・アンド・クリーンで誰も迷惑しません。 隣の庭がグリーン・アンド・クリーンだったら嬉しいです。逆にそうでなく荒れている方が最悪です。

7つの習慣では子供の一人に庭の管理を苦労して任せるという話が載っています。親(コヴィー氏)が命令じゃなく自発的に庭を「グリーン・アンド・クリーン」にするかの苦労話です。

よくある親御さんは「命令だからやりなさい」「掃除しないと食事はないよ」みたいな恐怖政治に走ってしまいます。コヴィー氏も効率的という意味ではこの手法を認めていますが、人間的成長という意味では無意味と主張しています。

子ども自身がなぜ「グリーン・アンド・クリーン」が良いのか? という事を理解して自らがその考えを実践することが7つの習慣で言いたいことだと考えます。

グリーン・アンド・クリーンを強制していたら、監視役がいなくなった途端に庭は荒れてしまいます。 一方、7つの習慣の考えで自発的にグリーン・アンド・クリーンを実践した人は、監視など無くても自発的に行動し、庭以外の部分にも「グリーン・アンド・クリーン」を実践していくと考えます。

グリーン・アンド・クリーンの考えを身につけることで、生活の全てが美しくなります。庭など所有物は綺麗に手入れされ続けます。 心もグリーン・アンド・クリーンになれば「ゴミもなく、問題有る考え」がなくなります。

なので、「7つの習慣」を読んでまずは「自分自身がグリーン・アンド・クリーン」になることを考えてください。 言い忘れていましたが、コヴィー氏の庭は子供に任せる前は本人が「グリーン・アンド・クリーン」にしています。

灵感古力古力古力 灵感菇 灵感菇

 「りんがんぐりぐり」と歌っているネコのが有名な動画で流れている音楽は 「灵感古力古力古力 灵感菇 灵感菇」という曲名らしいです。