秋葉原とドネルケバブ アキバにドネルケバブのブームは確実にあった

 今日、マツコ・デラックスのテレビで「秋葉原でケバブブームがあったのでは?」という予想をしていました。実はそれって正しかったりします。

残念ながら、昔のネットのサブカル系ってYahoo! Japanのジオシティーズ閉鎖によりバッサリと消えてなくなっています。1990年代ではネット接続契約をするとメールアドレスはもちろん、何故かウェブサイトのスペースも付いてきていました。そして、Yahoo!BBという当時爆速のADSL契約の場合は確かジオシティーズの利用も付いていたと思われます。

今でいうと、TwitterやYouTube、Instagramの感覚で、HTMLを記述し、文章や写真を公開していました。今考えるとこれが、非常にサブカル的でディープな話題の宝庫でした。

グルメ情報、DIY、映画アニメドラマはもちろん、今だったら騒ぎになりそうな金属片を加速させ・・な器具の作り方、ガスタンクの品評サイト、タイヤやウィンドブレーカフェチなどといった何じゃそれ系の情報が有りました。まあ、先述の通り、Yahoo! Japanはそれらをバッサリと削除してしまいました。

そんな情報の中に、当時の秋葉原のドネルケバブについて書かれている記事がありました。それを思い出して書いてみます。

2000年くらいの秋葉原、今だとアニメ、漫画系の街ですが、当時はまだまだ電気街という名前が似合う場所でした。 アマチュア無線、パソコン、オーディオ、自作部品、ジャンク品これらが強かったです。 あとは、何故かバスケのコートが駅前にありました。

そのような中で、外国人が「ドネルケバブ」をキッチンカーで販売していました。どこを見ても必ずドネルケバブのクルマが止まっているという状態です。だから、ドネルケバブで良ければ食事には困らなかったとおぼえています。

ネット掲示板では何故かドネルケバブのクルマは邪魔という書き込みが多かったです。それに加え佐川急便のトラックもドネルケバブのクルマと同じくらい止まっていたりしています。

買い物に来た人が「クルマをいつもの場所に路駐しようとしたら、ケバブや佐川が先に止めていて邪魔」って、半分お互い様のような書き込みもありました。

その後、自主規制なのか、ドネルケバブも佐川急便も店舗を構えて路駐をなくしたとのことです。

もう、記録が無いので私の主観でしか無いのですが、2000年の秋葉原は「ドネルケバブ」のキッチンカーが大量に有ったことは確かです。プラス、同じくらいの佐川急便のトラックもです。

ちなみに、ドネルケバブで強かった店で、今でも有るのは「スターケバブ」という屋号です。

余談だが、キッチンカーの後ろに駐車したセダンのトランクを開けてドネルケバブの肉を取り出して取り付けたのには引きましたけど。ちょっと衛生的にダメじゃないかと考えていました。

ケバブとは関係ないが、ネットへの書き込みは一度入れた入れ墨に例えて「デジタルタトゥー」と言われています。ただ、Yahoo! Japanの一存でジオシティーズを削除できたように、中央の指示で簡単に消去出来るのではと思います。

Twitter,YouTubeも中央集約的なデータ管理ですので、ジオシティーズ同様、入れ墨よりかは簡単に消えると考えます。

灵感古力古力古力 灵感菇 灵感菇

 「りんがんぐりぐり」と歌っているネコのが有名な動画で流れている音楽は 「灵感古力古力古力 灵感菇 灵感菇」という曲名らしいです。