これがあれば盗撮防止対策 スピークラーク

 80,90年代はタバコのCMが普通にテレビでやっていました。味の説明は「マイルド」とか「スムース」とか「軽い」といった大雑把であったり、イメージ映像だけで全く説明がなかったりします。

パーラメントはニューヨーク?の景色を青色フィルターで映し出し、マルボロはカウボーイ、ラッキーストライクは孤独のバイカー?、ケントは今で言うリア充満点なパーティー映像だったりします。 その中でラークはスパイ映画みたいなものでした。

その一つとして、盗撮を防ぐデバイスが登場します。

秘密のパッケージ?を受け渡す主人公の決定的瞬間を望遠レンズで盗撮するが、盗撮防止デバイスを使いカメラを破壊します。

カメラのインジケーターには決め台詞の「Speak Lark」が表示された後にフィルムが絡まり蓋が開くという演出です。

まあ、理屈として、カメラがハッキングされてもフィルム室のロックは機械式なので開けることは出来ないし、当時からそのツッコミは有りました。 さらに、当時の電子機器って出荷後のファームウェアの書き換えすら出来ないと思うし、そもそも電波で侵入できるインタフェースなど無いからハッキングは無理なはずです。

例えれば、ファミコンに電波でハッキングを仕掛けるというくらい謎な行為です。

ただ、デジタル時代の現在ではそういうこともありそうです。プレステ5なら電波による外部アクセスによるハッキングも可能であり、デジタルカメラにWi-Fi経由でハッキングし、ディスプレイに「Speak Lark」と表示した後にメモリーカードをフォーマットするという事もできそうです。

まあ、時代はラークのCMに追いついたということですが、残念ながらこのCMをデジタルネイティブな人が見ても意味が分からないと思います。

「確かにフィルム室の蓋をあけることは理解できるが、だから何?」

と言われそうです。そう、撮影したフィルムを明るい場所に出すと撮影した映像が消えてしまうという意味がわからないのでは無いだろうか?。

灵感古力古力古力 灵感菇 灵感菇

 「りんがんぐりぐり」と歌っているネコのが有名な動画で流れている音楽は 「灵感古力古力古力 灵感菇 灵感菇」という曲名らしいです。