トレーラースヰング

 トレーラースイング(トレーラースヰング、トレーラースウィング)ってご存じでしょうか?荷物が積まれていないトレーラーが急制動を行うとトラクター(トレーラーの前の部分)は直進するが、トレーラーが左右どちらかに振れる現象です。

この現象が発生すると隣車線の車両にトレーラーが当たる可能性があります。ちなみにスイングとはゴルフのクラブを振るような動きです。そう、トレーラーがゴルフクラブのようにスイングされて隣のクルマや物に当たるわけです。

この現象は非常に危険ですが、トレーラーの運転手や安全指導に関わる人でも話に聞くだけで実際に見たり経験したことが無いと言われています。なら頻度が低く安全と言うわけではありません。確実に発生する可能性はあるので全てのトレーラーに危険性があるわけです。

この現象はトレーラー運転手の不注意や未熟さもありますが、前方の自動車が割り込んだり、急制動することで発生します。 そう、トレーラーに乗っていない一般の人が原因を作る可能性が非常に高いわけです。以下の動画がトレーラースイングです

もちろんトレーラースイングされた場合の過失の多くはトレーラー側にありますが、それでもこちら側も損傷しているわけです。愛車は二度と戻らないし、大けがをする可能性もあります。こちら側に多少の過失を認められれば自分のクルマの修理費はもちろん相手の車両の修理費も負担する必要があります。保険を使っても等級は上がります。どちらにしてもよい事はありません。

トレーラースイングされないために

トレーラー含めて車間距離が長い場合は、親切心で譲ってくれているわけではありません。大型車など急制動が難しい車両の防衛策です。そう、その車間はあなたのためではなく相手のための物です。その車間に入るときには気を付けてください。

右折のために第二走行車線(追い抜き車線は誤り)に入る場合は、大型車やトレーラーの前ではなく後ろに入ってください。多少の時間ロスはありますが、トレーラースイングされる可能性や追突される可能性はゼロです。

後ろにトレーラーや大型車がいる場合で、急ブレーキが必要な場合は出来るだけブレーキのタイミングを遅らせてください。大体の乗用車は大型車より機敏に安全に停止できますので出来るだけ奥で急ブレーキを踏んでください。

全然関係ないですが、昔に「オルガンスイング」と言うゲームがスマホでありました。


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灵感古力古力古力 灵感菇 灵感菇

 「りんがんぐりぐり」と歌っているネコのが有名な動画で流れている音楽は 「灵感古力古力古力 灵感菇 灵感菇」という曲名らしいです。