バブルがはじけた1990年代は「自己啓発セミナー」という物が流行しました。内容は自分のメンタル面を高めて生活を豊かにして行こうという無難なものです。しかし、大体の自己啓発セミナーには大きな問題点がありました。
ひどい勧誘法
1990年代に就職し、会社の寮に入りました。いわゆる田舎から上京ってやつです。いろいろな地方から人が集まっているので楽しい人間関係でも出来るかなと期待はしていました。
このエントリーを書いている約20年後から振り返ると、その当時の仲間とは一人として連絡は取れません。既に寮は廃止されているし、交換した電話番号も自分の連絡先にはありません。
そんな、友人(だと思っていた)の一人が『ウィキャン』(WeCan)というセミナーの勧誘をしてきました。 ウィキャンといえばオバマ大統領って話ももう10年前と古いですが、今ではそちらだと思います。
当時、その友人から誘われて喫茶店で話になりました。まあ、大体喫茶店で話って言うと、マルチ商法か宗教勧誘、セミナー勧誘には間違えはなかったのだが、ネタとして話を利いてみました。
案の定、ウィキャンセミナーの話ばかりでした。
私が入会するのが前提で話しをしているので別の話題に変えてもすぐに戻ってしまいます。
詳細は不明ですが、バブルが終了してから盛り上がったらしく月に1000人くらいの受講者がいたらしいです。 その受講者は友人知人に成功体験を語り、新たな会員を誘うことを良い事とされており勧誘に走ります。
その友人からの誘いは断りましたが、また連絡がありました。 もう、この話は無いと普通に話そうとしたら誰か全然知らない人がいました。そしてまたセミナーの話しです。
こっちも断ると、知らない人が「せっかく善意?でこうして食事をしているのに何故分からない、今まで黙っていたけどあなたって人の話を聞かないですね」と言われました。
何故かこちらが悪者にされてしまいました。 以後、その友人とは合っていないので現在はどうなっているのか分からないです。 セミナーで成功したのか、変わらなかったのか、悪影響があったのか全く不明です。
友人が勧誘してくると悲しい
勧誘を断っても、友人としての関係を続けてくれる人は殆どいません。悲しいですが、自分が親友だと思っていた人が勧誘をしてきたら向こうは違った考えだったんだと絶望するくらい良いと考えます。
まあ、親友かどうか考えるのはこちらの勝手なので、絶望しても一方的な親友関係は続けても良いのではと考えます。
ウィキャンセミナーの思い出せる限りの情報
- ウェブサイト http://www.wecan.jp/ 当時のURL
- 横浜と名古屋に教室
- 独自の音楽を作曲
- めだか石鹸という天然素材の石鹸をグループで販売
- バーターショップという不用品交換リサイクルショップを運営
- http://www.wecanlab.com/ こんなURLもあり
- NLPという手法(アンカリング?)