太い方が良いぜ バルーンタイヤでまったりと走る事の勧め

Big Apple と Dove Plus

自転車趣味と言うとロードバイクやクロスバイクに代表される、そこそこ速く走るというものです。細いタイヤを高圧にして乗るというものです。 確かに速く風を感じながら走ることが出来ます。ただ、自転車ってこれだけが楽しみではありません。

かといって、細い高圧タイヤでまったり走るのも気分がノリません。そう、タイヤが走りをタイトにするわけです。

ここでお勧めなのが『シュワルベ・ビッグアップル』に代表されるバルーンタイヤです。50ミリと言う考えられない太さのタイヤに30psi程度の低い空気圧で乗るわけです。

わくわくする道です。バルーンタイヤでゆっくりです

確かに抵抗は高まりますが、道の段差は気にしなくてもよくなります。グレーチングの上も、舗装の裂け目も、小石や草、木の根っこ、砂利も気にせずに突っ込めます。

トレイルと言われる、自動車が通れる程度の未舗装路もゆっくりなら走破できます。もちろんマウンテンバイク(MTB)ではないのでスピードを出したり、障害物に前輪をぶつけてクリアすることはフレームやフォークのためにやめてください。

細い高圧タイヤでは嫌な道もゆっくりならクリアできます

ただ、バルーンタイヤを履いたらそんな走行ではなく、ゆっくりと景色を楽しみながら走行してください。 決して、ロードバイクのトレーニング中やシングルスピードやピストバイクでの走行中には見えない何かを発見できると思います。

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バルーンタイヤを楽しむには、ギアを高めにしてケイデンスを上げないようにします。体重をペダルに乗せてゆっくりと加速するイメージです。舗装路の下り坂はブレーキを掛けずに疾走してください。意外にバルーンタイヤは高速での安定性は高いです。トレイルは多少神経を使いながらゆっくりと走行してください。絶対に他のMTBはシクロクロスとは張り合わないでください。今は、バルーンタイヤ状態だからゆっくりです。 坂道はバルーンタイヤを大義名分にして自転車から降りてください。この場合は降りたものが勝ちです。



まったりとドリンクを楽しむためにはシマノプロのディスカバー ボトルポーチがお勧めです。どんな自転車にも取り付けられ、手持ちの水筒を活用できます。(ボトルバッグと表記されているサイトもあります)


バルーンタイヤのシュワルベビッグアップルです。タイヤ幅は50ミリです。ロードバイクのタイヤが23ミリなので倍以上の太さです。低めの空気圧で今まで行けなかった場所もゆっくりと行けます。決してMTBやシクロクロスのように速く走ってはいけません。バルーンタイヤはまったり、ゆっくり、心拍や筋肉のストレスを上げないでください(上記リンクは14インチ用ですが、ほとんどの自転車のサイズ用が出ています。ただし、取り付けられるかは自転車店で聞いてください)。


BigApple以外にはVEE Speedsterというタイヤもあります。私は未体験ですが、ビッグアップルより安くさらに太いとのことです。